子ども達はまねっこが大好き!大人がしていることや言葉を何でもまねっこします。大人顔負けの土佐弁で、「○○するがー?」「待ちよってねー」とお喋りしている姿を見ると、小さい職員がいるようでとても微笑ましく思います。またその言い方が担当職員にそっくりなこともあり、よく職員の言葉を聞いているなあと、いつも感心しています。
先日、こんな出来事がありました。職員が赤ちゃんにミルクをあげていると、女の子がお人形とおもちゃのミルクを持ってきて、「どうじょー」と言いながらお人形にミルクをあげていました。そのあと、背中をトントンと叩き排気をさせる仕草をしたり、お人形を立って抱っこしてゆらゆら揺れながら「ゆーりかごー♪」と歌を歌って寝かしつけしたりとお人形のお世話をせっせとしてくれていました。職員が「赤ちゃん寝た?」と聞くと、唇に人差し指を当て「しー」と注意をすることもありました(笑)お人形さんが寝た後に、職員が「お世話してくれてありがとう」と伝えると、女の子は何とも言えない満足そうな照れくさそうな顔でお辞儀をしてくれました。いつの間にか、職員が赤ちゃんをお世話する姿を覚えて、同じようにお人形のお世話をしてくれる姿が本当に可愛らしかったと共に、お人形とはいえ、自分より年下の赤ちゃんを愛おしく思う気持ちが小さい子ども達にもきちんと芽生えていることに心が温かくなった出来事でした。