基本理念

“愛されたことが心の底に残るように”

基本方針

  1. 子どもたちの心の声に耳を傾け、その想いを大切に受け止めていきます。
  2. 子どもと思いを伝え合い、信頼関係を築いていきます。
  3. 保育士、看護師、栄養士、心理士等の専門スタッフが連携をとり、命の保障と心身の発達発育を支えます。
  4. ご家族の気持ちに寄り添い、子どもの成長を喜び合い、親子の絆を育みます。

施設長の想い

『愛されたことが心の底に残るように』

こんにちは。施設長の武樋です。
ベビーホームでは、子どもたちが家族から離れ生活を送っています。
子どもたちにとっては家庭に替わる場所です。
人生において大事な乳幼児期を過ごす場所であるベビーホームでは、子どもたち一人一人の個性や思いを大事にしながら、心身ともに健康で心豊かに育っていけるよう様々な取り組みを行い養育しています。

そして、将来にわたり子どもたちの心の中に、愛され大事にされたことがしっかりと心の底に残るよう、豊かな愛情を注いでいきたいと思っています。

また、ご家族と子どもとの絆が深まっていくよう、離れていてもそれぞれにとって大切な人であるよう、そして、再び一緒に暮らせるよう、ご家族と一緒に取り組んでいきます。
ベビーホームは、子どもはもちろん、ご家族にとってあたたかい、安心できる場所でありたいと思っています。

これからの高知聖園ベビーホーム

乳児院は乳幼児を児童相談所を通じてお預かりし養育する施設ですが、今、乳児院には地域での子育て支援も求められています。
高知聖園ベビーホームでは、乳幼児をお預かりし、養育していく養育機能。里親さんの養育を支える里親支援機能。予期せぬ妊娠をした女性と胎児を守り支える相談機能。地域の子育てを支える地域支援の機能により、子どもたちの命を守り育むこと。そして、どの子も愛され、大切にされながら育っていけるように取り組んでいきたいと思っています。
また、妊娠に悩む女性、子育てに悩むご家族と一緒に、ご家族と子どもたちにとって最善の道を一緒に模索し、それぞれの望む姿に少しでも近づけるよう一緒に歩んでいきたいと思っています。

養育機能について

高知聖園ベビーホームでは、お預かりして養育を行う養育機能については、平成25年から各お部屋をリフォームしユニット制で家庭に近い環境の中で養育を行っています。子どもたちが家庭で生活するうえで経験できることが施設でも自然に経験できるように工夫し、生活を送っています。これからもさらに施設での養育の中でできうる限りの工夫と取り組みを行うことで、子どもたちの豊かな育ちを保障していきたいと思っています。
*措置による入所(児童相談所を通じて預かり養育を行う事業)
*ショートステイ(各市町村と個別契約による事業)

フォスタリング機能について

施設での生活は、家庭的であっても家庭ではなく、家庭の養育環境に比べると経験不足になりがちであることや、養育者の交代など避けられない課題も多くあります。今、日本では国を挙げて社会的養護が必要な子どもたちが、家庭で変わらない養育者のもと安定して養育されることを目指し里親養育の推進を行っています。
高知聖園ベビーホームは、子どもたちの幸せを願い、子どもたちがあたたかい環境の中で健やかに成長していけるよう、里親さんの養育をサポートしていきたいと考えています。
*里親家庭サポートセンター『結いの実』

思いがけない妊娠への相談・支援

予期せずして妊娠をした女性と子どもの命を守るために、電話やSNSでの相談を受け付けサポートします。妊娠したことによる様々な問題を一緒に考え乗り越えていけるよう支えたいと思っています。
*にんしんSOS高知『みそのらんぷ』

 

組織図

 

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