基本理念

“愛されたことが心の底に残るように”

基本方針

  1. 子どもたちの心の声に耳を傾け、その想いを大切に受け止めていきます。
  2. 子どもと思いを伝え合い、信頼関係を築いていきます。
  3. 保育士、看護師、栄養士、心理士等の専門スタッフが連携をとり、命の保障と心身の発達発育を支えます。
  4. ご家族の気持ちに寄り添い、子どもの成長を喜び合い、親子の絆を育みます。

施設長の想い

こんにちは。園長の横山です。
ベビーホームは子ども達にとって家庭に替わる場所です。そして、人生の土台となる大切な時期を過ごす場所であります。
愛されたことが心の底に残るように…ベビーホームでの育ちの中で、愛され大切にされたことが、しっかりと心の底に残り、それが子ども達一人一人の力となり、子ども達の明るく幸せな将来へと繋がっていくことを願っています。

ベビーホームでの日々は、ごく当たり前の日常です。しかし、その日常がどれほどかけがえのない大切なものなのか…。子ども達と過ごす日々や、ベビーホームから巣立った子ども達との再会の中で強く感じています。

施設長:横山

そのためにも、私たちは、常に「生活の中心にこどもがいるのか」「子どもの想いを汲み取った養育ができているのか」「家庭的な養育とは…」等について考え続けていかなければならないと思っています。

また、子ども達のご家族も、ベビーホームにとって大切な方々です。ご家族にとっても安心できる場所であり、子どもとご家族の絆が育まれる場所でありたい、という思いでサポートしていきます。

乳児院 聖園ベビーホーム

平成25年から各お部屋をリフォームし、ユニット制で家庭に近い養育を行っています。できるだけ、家庭で生活する上で経験できることを、施設でも自然にできるよう工夫し生活を送っています。令和6年10月には新しい施設が完成し、新たな場所での生活となる予定です。

里親家庭サポートセンター結いの実

施設での生活は、家庭的ではあるものの、やはり家庭の養育環境に比べると経験不足になりがちであることや、養育者の交代が避けられない等、課題も多くあります。日本では、国を挙げて社会的養護が必要な子どもたちが、変わらない養育者のもと安定して養育されることを目指し里親養育の推進を行っています。高知県でも里親登録者数は増加しており、里親制度に興味関心を持ってくださる方々も増えてきていると感じています。社会的養護を必要とする子ども達にとって、大切な場所は施設だけ、ではなく、様々な選択肢があることが望まれます。その選択肢のひとつである里親制度について、普及促進・リクルート、研修、里親家庭への様々なサポートを「子どもが自分らしくいるために」という理念ののもとで行っています。

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